
フィリピン共和国のルソン島南部、ビコール地方アルバイ州にレガスピ市はあります。マヨン山はレガスピ市の北西15kmの平野部に突如としてそびえる成層火山です。標高は2,463m。一帯はマヨン山国立公園に指定されている。レガスピ市より望める富士山のような特徴的なマヨン山は周辺地域のシンボルになっている。
レガスピ市
レガスピ(City of Legazpi、ビコール語: Ciudad nin Legazpi、フィリピン語: Lungsod ng Legazpi)は、フィリピン中部アルバイ州の都市。アルバイ州の州都で、ビコール地方の政治的中心都市である。ルソン島の南部に延びるビコール半島と、周囲の小さい島からなる二つの州・カタンドゥアネス州とマスバテ州との中間に位置し、東へ開いたアルバイ湾の奥にある港湾都市で、周囲の島への港や空港が整備されている。
バランガイ数は70、面積は204.20平方km。
アルバイ州はユネスコ生物圏保護区(エコパーク)に指定されてます。ユネスコ生物圏保護区は「人間と生物圏計画」に基づいて成立した国際的な指定保護区の名称。日本国内では『ユネスコ・エコパーク』の呼称が用いられている。
1970年に開始された「人間と生物圏計画」は、14の研究分野を対象としている。その中の一つが「自然地域とそこに存在する遺伝物質の保護研究」生物圏保護区は、人間と生物圏との相互間の均衡が取れた関係を明示すると同時に進展させるために創設された。生物圏保護区は複数の生態系を含んでいる必要があり、したがって地上・沿岸部・海洋の生態系の組み合せから構成されている。そして、そこでの生態系や生物多様性を保持することが求められる。
アルバイ州は海洋と沿岸の生態系マングローブ12種、海藻40種、マクロ藻類10種、海草10種。
世界で7種発見されているの海亀のうち5種が生息している。
ユネスコによると、アルバイ州の高い保護値は182の植物種によって構成されていて、そのうちの46はアルバイ州の固有種です。